日本スキー場開発(6040)が第3四半期決算を発表!

株式ニュース

日本スキー場開発が2026年7月期第3四半期決算を発表しました。

私は株主優待目的で保有している銘柄ですが、今回の決算を見ると優待だけではなく業績面もかなり好調です。

特にインバウンド需要の拡大が追い風となっており、白馬エリアを中心に来場者数が伸びています。

今回は決算内容と株主優待について見ていきます。

売上高は過去最高ペース

第3四半期累計の売上高は99.7億円。

前年同期比8.9%増となりました。

スキー場運営会社というと雪不足の影響が心配になりますが、人工降雪機継続投資による売上への貢献やインバウンド需要の取り込みによって売上は順調に伸びています。

インバウンド来場者は過去最高

特に好調だったのが海外からの来場者です。

インバウンド来場者数は54.3万人となり、前期の44万人から23.3%増加しました。

白馬エリアでは、

  • 白馬岩岳スノーフィールド
  • 栂池(つがいけ)マウンテンリゾート

などで大幅な増加が見られています。
白馬エリアはもはや国内スキー場というより国際リゾートへの転換期ですね。

利益はやや足踏み

一方で利益面は少し伸び悩みました。

第3四半期累計の営業利益は27.1億円。

前年同期比4.5%減となっています。
売上は増えているのに利益が減っているため、一見すると微妙な決算にも見えます。

特に暖冬による冬季営業期間の減少は利益に直結するので、後述の人工降雪機などの設備投資に積極的になるのも頷けます。

また近年はグリーンシーズンの観光誘致にも積極的で、リフトを通年で営業して登山などの夏季アクティビティで売り上げを伸ばしています。つまり、冬は白馬、夏は別の場所から、通年で通える白馬に様変わりしつつあります。

成長投資を継続中

ただし会社は現在も積極投資を続けています。

決算資料を見ると、

  • ゴンドラ更新
  • 人工降雪機増設
  • リゾート設備投資

などを継続。

有形固定資産も大きく増加しており、将来の成長に向けた投資フェーズが続いています。

そのため利益率だけで判断するより、

「将来の集客力を高めるための先行投資」

として見る方が良さそうです。

最終利益は大幅増益

営業利益は減少したものの、最終利益は大幅増となりました。

親会社株主に帰属する四半期純利益は22.2億円。

前年同期比16.6%増です。

これは白馬岩岳リゾート山麓の土地売却による特別利益が計上されたためです。

継続的な利益ではありませんが、財務面の強化にはプラスです。

配当も増配予定

今期の配当予想は年間5円。

前期の3.5円から増配となる見込みです。

株価水準を考えると配当利回りは高くありませんが、

  • 優待
  • 配当
  • 成長性

を合わせて考える銘柄だと思っています。

株主優待も魅力

日本スキー場開発の魅力はやはり株主優待です。

リフト券割引が非常に強い

株主優待では、

  • グループスキー場のリフト券割引
  • レンタル割引
  • 飲食割引
  • 宿泊割引

などを受けることができます。

実際にスキーやスノーボードをする人にとってはかなり使い勝手が良い優待です。

白馬エリアを利用する人には特におすすめ

近年はインバウンド需要の拡大もあり、白馬周辺の物価上昇が続いています。
そのため優待による割引価値も以前より大きく感じます。
実際に利用する人であれば、保有メリットは十分あると思います。

まとめ

今回の決算をまとめると、

  • 売上高は過去最高ペース
  • インバウンド来場者は過去最高
  • 営業利益は投資負担でやや減少
  • 最終利益は特別利益で大幅増
  • 配当は増配予定
  • 優待は継続

という内容でした。

優待目的で保有していますが、決算を見る限り本業も順調です。
白馬エリアを中心としたインバウンド需要はまだ伸びそうですし、設備投資による成長余地も残っています。
優待銘柄としてだけでなく、成長株としても引き続き注目していきたいと思います。

白馬に永らく通っている私もここのところの急激な変化には戸惑いを隠せません。
株主の立場としては、アルピコやここの銘柄が伸びるのは大歓迎なんですが(笑

反面、街そのものが大きく変化する過程にありまして、インバウンドの外国人が多く流入することによって落ち着いた雰囲気の白馬は消滅してしましました。村全体にとっては良いことかもしれませんが、住民の方々や昔から通っていた邦人には過ごしづらい観光地に変貌しつつあります。

北海道ニセコ地域がインバウンド需要で、人件費、不動産、物価など総じて急上昇しているのは記憶に新しいですが、次は白馬にお鉢が回ってきました。

実際、夏の白馬は涼しくて静かでとても気持ちの良い避暑地だったのですが、スキー場開発の努力によってグリーンシーズンが活況となりました。それはとても良いことなんですが、そこへインバウンド客の流入も相まって八方周辺は通年を通してカオスです(笑

ラストフロンティアは蓼科です!

次回は優待について紹介していこうと思います。
優待とはあんまり関係ないですが、蓼科についても機会があれば紹介したいと思います。

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