1000株優待を目指した矢先にストップ安|エア・ウォーター(4088)

失敗談
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今回は、万博関連銘柄で少し危ない思いをした話です。

優待投資をしていると、「あと少し買い増せば優待が豪華になる」という誘惑があります。

今回のエア・ウォーターは、まさにそんなタイミングで大きな問題が発生しました。

購入理由は優待ではなくキャピタル狙い

エア・ウォーターを購入したきっかけは、ある有名投資ブロガーさんが保有していたことでした。

業績も悪くなさそうで、配当もそこそこ。チャートも悪くない。

そこで、

👉「試しに100株だけ買ってみるか」

くらいの軽い気持ちで購入しました。

完全にキャピタルゲイン狙いです。

ちなみに優待制度もありましたが、購入時点ではあくまでおまけ程度の認識でした。

後から知った万博銘柄

購入後に知ったのですが、エア・ウォーターは大阪・関西万博関連銘柄でした。

特に注目されていたのが、大阪ヘルスケアパビリオンのフードエリアへの出店です。

そこで提供されていたロボットが作るスムージーは大きな話題となり、人気日には最大2時間待ちになることもありました。

正直、

👉「スムージーに2時間待ち?」

と思いましたが、万博人気は想像以上でした。

万博関連銘柄として注目が集まるにつれ、株価も順調に上昇。気づけば私の保有分も含み益6万円超えになっていました。

万博にどっぷり浸っていた私は、この銘柄を未来永劫持ち続けようと思っていたのでした(笑

1000株優待を目指そうかと思った

含み益が増えると、人間どうしても欲が出ます。

当初は100株保有で十分だと思っていたのですが、優待内容を改めて確認すると1000株保有時の内容がなかなか魅力的でした。

【100株以上】

  • フルーツバーセット(1,500円相当)

【1000株以上】

  • カタログギフト
  • ドリンクセット
  • ハム・ベーコン
  • 果物
  • その他商品から選択
  • 優待品に代えて社会貢献活動団体への寄付も選択可

当時は万博関連としての期待も強く、

  • 株価もまだ上がりそう
  • 含み益も順調に増えている
  • 優待もグレードアップする

という状態でした。

そのため、

👉「どうせなら1000株を目指してみようかな」

と本気で考え始めていました。
今振り返ると、一番危険な心理状態だったかもしれません。

突然出てきた不穏なIR

そんな矢先に発表されたのが、

👉「特別調査委員会の設置に関するお知らせ」

でした。

投資経験のある方なら分かると思いますが、この見慣れないタイトルを見た時最初は理解できませんでした。
内容を読んで事の深刻さを理解するのですが、
私は最初、

「そこそこ下がるかな?まあ、含み損まではいくまい…」

くらいに考えていました。

しかし市場は違いました。翌日、株価はストップ安。

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昨日までの含み益は一気に吹き飛び、一夜にしてあわや含み損間近まで転落しました。

1000株優待を夢見ていた自分に、

👉「まず逃げることを考えろ」

と言いたくなる状況です。

不祥事銘柄は普通の暴落と違う

このとき改めて感じたのは、不祥事による下落は通常の業績悪化とは性質が違うということです。

景気悪化なら景気回復があります。
業績悪化なら業績回復があります。
しかし不正や不適切会計などの問題は、企業そのものへの信用を傷つけます。

市場は利益以上に信用を重視することがあり、一度失った信頼はなかなか戻りません。
そのため、

👉「安くなったから買い」

ではなく、

👉「なぜ安くなったのか」

を考える必要があります。

私は微益で撤退

幸いなことに、その後株価はある程度回復しました。

私は微益になったタイミングで売却。

結果だけ見れば成功です。

ただ正直な感想は、

👉「勝った」ではなく「助かった」

です。

もし反発がなければ、そのまま塩漬けになっていた可能性も十分ありました。

後日談|結局、持ち続けていたらどうなったのか

ちなみにこの記事を書いている時点での株価は、2026年5月28日終値で2,594円です。

私の取得単価は約1,900円。

売却価格は2,200円前後でした。

つまり結果論で言えば、

👉 あのまま保有を続けていてもそれほど時間を置かずに利益は出ていたことになります。

ただし、その間は特別調査委員会の調査結果を待つ不透明な期間が続きました。

当時の私は、

  • 問題の全容が見えない
  • 信用リスクが読めない
  • さらに下落する可能性もある

という状況の中で判断しています。

そのため、

👉「持っていれば正解だった」

とはあまり思っていません。

むしろ、

👉「不確実性を避けるために売った」

という認識です。

投資をしていると、売った後に上がることは珍しくありません。

ですが所詮は結果論、希望的観測で判断すると次回助かるとは限りません。

結論|欲が出た時ほど気を付けたい

今回の教訓はシンプルです。

含み益が増えている時ほど、人は楽観的になります。

私も100株保有で十分だったはずなのに、気づけば1000株優待を目指していました。

しかし投資で大切なのは、

  • 何を買うか
  • いくらで買うか

だけではありません。

👉「いつ撤退するか」

も同じくらい重要です。

特に企業への信頼が揺らぐ問題が発生した場合は、優待内容や含み益への期待ではなく、

👉「今後もこの会社を信頼できるか」

を基準に判断する必要があると感じました。株価は後からなら何とでも言えます。
しかし投資家は、その時点で持っている情報だけで判断するしかありません。
今回の私はたまたま生還できました。
こういう時は実力ではなくラッキーだと思うようにしています。

でも一歩間違えれば、1000株まで買い増した状態で被弾していたかもしれません。

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