優待投資失敗の思い出6 ~ 日本航空(9201)でナンピンし続けたら血だらけになった話

優待投資の思い出

今回は優待投資で大失敗した思い出を紹介します。

銘柄は日本航空(9201)。

現在では笑い話にできますが、当時は本当に血だらけになりました。

投資格言に

落ちるナイフを掴みに行くな

という言葉があります。

私はその意味を身をもって学ぶことになります。

JALを買った理由は株主優待

購入した理由はもちろん株主優待です。

JALの株主優待といえば国内線運賃が50%割引になる優待搭乗券。

実際には早期予約のセール運賃の方が安いケースも多いのですが、

  • 急な出張
  • 急な帰省
  • 直前の旅行

などで利用できるのは魅力的でした。

当時の私は優待投資を始めて間もない頃。

「いつか使う機会があるだろう」

そんな軽い気持ちで2019年に購入しました。

最初の購入は3,400円台

最初に購入したのは2019年。

株価はおよそ3,400円でした。

今思えば、当時のJALは業績も安定しており、特に問題のない投資判断だったと思います。

問題はその後でした。

2020年に入り、新型コロナウイルスが世界中に広がります。

当然ながら旅行需要は急減。

航空会社の株価はダッチロールを伴いながら急落を始めました。

1回目のナンピン

2020年2月末頃。

株価は約2,900円まで下落していました。

私はこう考えました。

さすがに下がりすぎでは?

コロナもすぐ落ち着くだろう。

航空需要がなくなるわけがない。

今振り返ると典型的な初心者思考です。

そうして100株を追加購入。

人生初の本格的なナンピンでした。

そして落ちるナイフに直撃する

しかし現実は甘くありませんでした。

コロナはまったく収束せず、世界中で移動制限が広がります。

航空業界は未曾有の危機に陥りました。

株価はさらに下落。

私は人生で初めて

「含み損がどんどん増えていく恐怖」

を味わうことになります。

そして2020年3月。

コロナショックの大底にぶち当たりました。

まさに落ちるナイフを素手で掴みにいった状態です。

それでも懲りずに2回目のナンピン

普通ならここで反省するべきだったのでしょう。

しかし当時の私は違いました。

2020年12月。

株価は約1,900円。

私は再びこう考えます。

今度こそ底だろう。

そして100株を追加購入。

結果として、

  • 3,400円
  • 2,900円
  • 1,900円

の3回に分けて買うことになりました。

今なら分かります。

「安くなったから買う」

「下げ止まったから買う」

はまったく別物です。

「もう駄目かもわからんね…」ついに損切り

その後も株価は思うように戻りませんでした。

2021年、私はついに100株を損切り。

損失はおよそ10万円。

当時の自分にとってはかなり大きな金額でした。

優待をもらうために買ったはずなのに、優待価値など一瞬で吹き飛ぶ損失です。

この時初めて、

優待利回りだけを見て投資してはいけない

という当たり前のことを学びました。

コロナ収束後に全株売却

その後も保有を続けましたが、2024年にコロナ収束の流れが鮮明になったタイミングで残りの株も売却しました。

取得単価は最終的に2,700円台後半。

長い付き合いでしたが、ようやくJAL投資に区切りを付けました。

もし今日まで持っていたら?

たまに考えることがあります。

「あのまま持ち続けていたらどうなっていただろう?」

私の購入履歴を単純計算すると、

購入時期株価
2019年約3,400円
2020年2月約2,900円
2020年12月約1,900円

平均取得単価は約2,733円になります。

一方、2026年6月時点の株価は約2,626円。

単純計算では、

  • 1株あたり約107円のマイナス
  • 300株なら約3万円超の含み損

という状況です。

意外だったのは、

「損切りしなければ大勝利だった」

という結末ではなかったこと。

もちろん配当や優待もありますが、株価だけを見ると完全回復には至っていません。

そう考えると、当時の判断が絶対に間違いだったとも言い切れないのが投資の難しいところですね。

この失敗で学んだこと

この経験から学んだことはシンプルです。

落ちるナイフは本当に危険

株価が半額になったからといって安いとは限りません。

さらに半額になることもあります。

ナンピンは簡単ではない

ナンピンは有効な戦略になることもあります。

ただし、

「安くなったから買う」

だけでは危険です。

優待は損失を取り返してくれない

優待投資をしていると忘れがちですが、

年間数千円の優待よりも株価下落の方が圧倒的に大きな影響があります。

優待だけを理由に投資してはいけない。

これは今でも意識していることです。

ちなみに優待は使ったのかというと

一度も使っていません!

結局、急に入り用になることなんてなかったですね(笑

一度だけオークションで売却したことがありますが、落札価格千数百円と手間の割に薄い利益です。
おまけに、その後の優待価値暴落も相まって、文字通り紙クズになってしまいました。

現在に至るまで航空優待券は金券ショップで投げ売りされていますね。
現在はオークションでも1000円以下の数百円で取引されています。

優待券系の出品は無数にありますが、はっきり言って労力に見合わないです。
Fireして時間が有り余っている隠居さんならまあアリかもと思いますが。
ちょっとでもマイナスを取り戻したいとかですかね?
それなら私も気持ちが痛いほどわかります!

まとめ

日本航空への投資は、私にとって忘れられない失敗体験となりました。

  • 優待目的で購入
  • コロナショックで被弾
  • ナンピンを繰り返す
  • 損切りで約10万円の損失
  • 「落ちるナイフを掴むな」を身をもって体験

現在では笑い話にできますが、当時は本当に血だらけでした。

ちなみに、その後も私は何度か落ちるナイフを掴みに行っています(笑)

残念ながら、この経験だけでは学習能力は身につかなかったようです。

その話も、いずれ記事にしたいと思います。

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